デザイナーズマンションの外壁・中庭

中庭付きのタイプが人気です

デザイナーズマンションの中庭

マンションでありながら中庭があるタイプは、自然に触れることで癒されますし、庭を望む窓からの景色も四季を感じられ、まるで戸建て住宅に住んでいるかのような暮らしができるので、とても人気があります。中庭や外観に関する専門用語をご紹介します。

【アトリウム】

アトリウムとは建物内部に作られた大きな中庭のような空間で、吹き抜け構造の中庭に植物が植えられたり、大理石が敷き詰められたり癒しの空間となっています。 もともとはギリシア神話にあった宮殿の水盤のある中庭のことで、芸術家などが作品を作る場所のことをアトリエと言いますが、語源はギリシア語のアトリウムです。

【キャットウォーク】

キャットウォークとは、簡単には近づけない場所や高い所を点検するために作られた細長い通路を指し、保守点検するための通路です。 ですが、デザイナーズマンションではキャットウォークをデザインの一部として取り入れ、ロフトを結ぶ細長い通路などに利用されていることがあります。

【パティオ】

パティオとは南欧風、ラテン風のデザイナーズマンションに多く見られる中庭を指しますが、 床がテラコッタタイルや多彩なタイル張りで内部の空間と一体として使用することを目的に造られた中庭を指すことも多いです。

【屋上緑化】

屋上緑化とは、マンションや建物などの屋上に草木を植えて緑化することを指します。 デザイナーズマンションでは屋上庭園として住居者に解放されていることが多く、お年寄りの散歩や癒しの場として利用されています。 また、屋上緑化を行うことでヒートアイランド現象の予防効果などが確認されているので、環境面でのメリットもあります。 自然の冷暖房効果も期待でき、光熱費の削減にも貢献するとされています。

【コートハウス】

コートハウスとは建物や塀などに囲まれた中庭をもつ住宅を意味し、一般的にはロの字型をイメージしますが、コの字型やL型であってもコートハウスと呼びます。 建物の一部に空間を開けて中庭を配置すれば、コートハウスと言ってもよいのでしょう。